新たなるスタート。

こんにちは、HALです。

9月に入り、T校もO校も続々と講座が開講していますね!twitterのTLで皆さまがつぶやかれているのを見て、勝手にテンションが上がっているのは内緒です。笑

そんなビッグウェーブに乗り遅れぬよう、僕も新たに受講スタートしました!

次なる科目は、『所得税法』でーす!!!

実は、去年も9月から12月の発表まで、ちょっとばかり所得税をかじってはいたのですが、今回は本格参戦しようと思っております。と言っても、諸事情により制限ありなのですけどね。。

今回は記録として、『今の心境』を書き留めておきたいと思います。

本格的に講義が始まって、たぶんブログ的なものは12月の発表まで書く時間もないのかなと思ってますので、思う存分、『今の心境』を書き殴ります!笑

また、最近初めましての方も増えてきたので、僕の人となりがわかるように、自分自身についても出来る限り突っ込んで書きますね。


目次

『所得税法』を選択した理由

なぜ、法人税法ではなく、所得税法を選択したのか?理由は色々ありますが、大きな理由としては、2つ!

<理由その1> 本試験9:00開始が無理ゲーだから

「は???」って、声が聞こえてきそうです。でも、これ、けっこう大きな理由なんです。一応補足しておくと、本試験で法人税法の試験時間は、2日目(水曜日)の9:00-11:00です。それに対して、所得税法は、2日目(水曜日)15:00-17:00です。

僕の場合、家族に内緒で税理士試験に挑んでいますので、朝8:45(着席時間)までに、試験会場にバレずに行くことが不可能なわけですね。試験会場が幕張メッセとかになった日には、受験票が届いた時点で試合終了です。。

もう一度、「は???」という声が聞こえてきそうですが、僕の今置かれている状況については、この後の別項目にて言及したいと思います。

ちなみに、1限目の『簿記論』を受けたときは、何かと理由を付けて行けたんだと思います。当時は在宅勤務という概念がなかったので・・・

<理由その2> 資格を取れたとしても法人の顧問をする気はないから

今の時点でそれを考えるのは皮算用ですが、もし、仮りにも官報合格ができたとしたら、僕は副業的な働き方で、ミニマムに業務をしようかなと考えています。(税理士法的にそれができるのかは知らん)

副業をしているサラリーマンの確定申告を専門にするとか、税理士資格持ちというステータスを生かして、『税理士×○○』のように副次的なものを狙うとか、何かに特化した形を想定しています。『クリエイター×税理士』『飲食業×税理士』など、上手くユニークさを生み出すような感じに。


なぜ必修科目である『所得税法』を最終科目としたのか?

これには自分なりの戦略的な理由があります。普通の流れていくと、まず簿記と財表を合格してから、同時並行で消費あたりか、新規科目としてガッツリ法人所得。そして、残りの4、5科目目にミニ税法を持ってくる方が多いように思います。でも、これは普通の勉強に時間を取れる受験生の戦略です。

一度法人所得に手を付けたら、本試験で合格確実ラインに乗ってない限り、きっと12月の発表まで、理論回しや計算トレーニングを継続すると思うんです。せっかく本試験でピークに持ってきた力が落ちるのも不安ですしね。

でも僕の性格上、本試験後の9月から12月まで、合格してるかしてないかわからない科目を悶々としたままやり続けることに自信がありませんでした。他新規科目と並行してそれをする時間もありません。また、不合格の場合、1月から再スタートして他の受験生に追いつけるような時間的余裕も瞬発力もありません。なので、3、4科目目はミニ税法でしのぎ、最終科目に一番重たい所得税法を持ってきました。ミニ税法なら9月から12月までブランクがあっても何とかなるので、毎年、本試験後から合格発表までは充電期間として、のんびり税理士試験以外のことをやっていました。

他のことというのは、主に創作活動なのですが、MVを作ったり、イラストを描いたり、文章を書いたり、色々とやってます。このブログにもアップしておりますので、ご興味のある方は、勉強の息抜きにご覧ください。笑

話を戻しますが、もちろん、最終科目の所得税法についても1度で合格できるとは毛頭思っておらず、本試験後も合格発表まで継続して勉強が必要ではあるのですが、少なくとも9月から「他科目まだ残ってるしどうしよう・・・」という悶々とした迷いに駆られなくって良いのかなと思います。最終科目だと思うと、あとは合格するまで、それだけを突き詰めれば良いので。

僕みたいな受験生は、万年分母になってしまう可能性もありますが、そこはあの手この手を使って、必死に喰らいつきたいと思ってます!

実際に「税理士試験を舐めるな」というお叱りのDMを頂いたこともありますので・・・


今、置かれている状況について

これを読んで頂いている皆さまにおかれましても、様々な事情や環境に身を置き、日々努力されていることと思います。そんな皆さまの目に入るところにこんなことを書くのも失礼かとは思いますが、僕の今置かれている状況について、記録として書き留めておきます。不快な方は読み飛ばしてください。(時間がないんだ!と保険を掛けているわけではないので悪しからず)

僕の置かれている状況は、どちらかというと、男性の社会人受験生というよりも、小さなお子さんを持ち、日々働いているママさん受験生に状況が近いように思います。

うちには小さい子供がいます。僕はどちらかというと、育児に参加している方ではないかな?と思います。出産直後には妻の身体の負担も育児の負担も大きいので、半年程度の育休も2回ほど取得しました。

平日は、朝は子供にご飯を食べさせ、幼稚園のお弁当を作り、子供たちを送っていき、仕事開始をして、昼休みに自転車を飛ばして買い出しに行き、午後の子供たちのお迎えは妻にお願いしていますが、夕飯を食べさせて、子供たちをお風呂に入れ、夜に寝かしつけて、一日がやっと終わります。お迎えと夕飯の準備以外は僕の役目です。子供たちが寝るのがだいたい21:00くらいですので、それ以降の寝るまではフリータイムです。

休日も、お昼の準備をしたり、子供たちを公園に連れていったり、雨の日は家の中で遊んだり。

これだけで育児に参加していると胸を張るのは大変おこがましいのですが・・・やはり、家族(特に子供たち)は最優先です。ちなみに、妻がバリバリ働いてるわけでもないです。(各々のご家庭にご事情があるように、うちにも諸事情が・・・)

とは言いつつも、普通に勉強されている他の受験生のツイートなどを見ると、正直なところ、とても羨ましく思うことも少なくありません。

でも、環境について、悪いことばかりではないです。僕は、会計事務所の経験はなく、新卒から今に至るまで一般企業の経理業務をしています。あまり書くと身バレが怖いので書ける範囲ですが、基本在宅勤務、フレックス制、残業まったくなし、就業時間7時間(休憩1時間除く)です。たまに出社することもありますが、その時は10:00頃に出社して17:00頃に退社しています。

このように育児と仕事の状況を勘案してみると、一般的にに会計事務所でバリバリ働かれている方と、可処分時間としては同じかもしれません。笑

なので、僕が特別、時間がないとも思っていません。

が、しかし、僕にはもう1つ、大きな制約があります。それは『家族に税理士試験のことがバレてはいけない』ということです。税理士試験に挑戦2年目が終わったときに、妻から撤退命令が下されました。妻の命令は絶対です。それ以降、税理士試験の「ぜい」の字も出さずに、在宅勤務中のスキマ時間や、家族みんなが寝た後の布団の中でなど、コソコソと挑んでいる今日この頃です。

幸いにも、現在、『簿記論』『財務諸表論』『消費税法』の3科目には合格できておりますので、努力の方向性は誤っていないのかなと思います。


勉強の進め方

こんな状況下ではありますが、出来る限り工夫して勉強をしています。まだまだ先は長いのですが、一応合格科目もあるので、方法論は大きく外れていないのかなと思ってます。そこで、この先1年間の勉強の方針について、現時点で考えていることを記録として書きたいと思います。(本試験後に振り返ったときにここの部分を見返すのが楽しみです。笑)

<勉強時間の捻出>

まさに『捻出』という言葉のとおり、『捻り出す』という表現がぴったりな状況です。僕の勉強できうる時間をあげるとこんな感じです。
・家族みんなが寝た後に布団の中で
・在宅勤務中のちょっとしたスキマ時間(トイレ休憩など)
・通勤時間(基本在宅勤務なのであまりない)
・秘密の有休(半年に1度くらい)

一番大部分を占めるのは、『家族みんなが寝た後に布団の中で』ですかね。ただ、暗い中で気づかれないようライトもつけずにやるので、紙ベースの勉強は難しいです。なので、iPadに入れた教材を見る時間にしています。
たまにすごく早く寝た日は、机に向かって問題演習ができる場合もありますが、計画的にはできません。

あとは、朝早く起きて勉強!とかもやってみたいのですが、僕一人だけ早く起きるのも家族にバレでしまいます・・・でも、この朝の時間を確保できたら大きいと思うので、何か良い方法がないか考え中です。

毎朝、子供のお弁当を作るので、その時間を言い訳にできないかと、思いを巡らせています。

<理論暗記の方法>

ここ数年勉強していたのは、理論100%(本当は計算もあるんですけどね。笑)と言われる国税徴収法でした。ほぼ理論命の科目だったので、色々な暗記方法を試しました。そんな中、僕が辿り着いた方法をちょっと書いてみたいと思います。

初見の理論を覚える場合。僕の辿り着いた理論暗記法は『100回音読』です。

これまでも色々な暗記法を試してきました。理論を耳から覚える教材を作ったり、ひたすら書いてみたり・・・でも結局のところ、一番お手軽で、周りに配慮すればどこでもできるこの方法が自分には合っていました。

必ず守ることは、だた1つ。『100回、声に出して読む』ことです。頭の中で意味を追わなくても問題ありません。目で見た文字を声に出す!これだけです。

頭に定着していく流れを感覚的に説明すると、
音読50~60回目くらいで、だいたい何も見ずに暗唱ができるようになり、
音読60~80回目くらいで、無意識に文章の意味を考えるようになり、
音読100回目が終わったころには、暗唱完了かつ知らぬ間に全体がつかめた感覚になります。

最悪、多少効果は減かもしれませんが、『黙読』でも大体頭に残ります。

理論の長さや取っ付きやすさなどで個人差はありますが、僕自身、1年間すべてこの方法で通してきました。理論を紙に書いたのは答練のときくらいです。笑

ちょっとお時間のある方は、騙されたと思ってやってみてください。理論短い柱1つだけで試して頂いてもOKです!

理論を回す段階になったら、とにかく回転数を上げることに徹しました。1つ1つの理論に引っかかっていては、回転数は上がりません。しかも、それをしたところで、完全暗記ができるわけでもありません。それならば、何回も何回も、この目で触れて、脳裏に焼き付けていく!という気持ちでやっていました。ちょっと暗記の精度が甘いなと思ったものについては、上の『100回音読』のミニマム版として、1題につき『10回音読』をしながら回していました。10回読んだら次、また10回読んだら次、というような要領です。

<計算演習の方法>

本格的な計算演習からはしばらく離れていました。最後にやったのは消費税法を勉強していたときですかね。ペンを持ってガッツリと紙に書くというのは、最近はほどんとやっていないのですが、やっぱり計算演習は紙ベースの勉強になるのかなぁと思います。問題文にマーカーを引いたり、解答用紙の書き方を試したり。この部分をiPad上ですべてを行うには限界があるのかなと。

すべてiPadで完結されている方の工夫の仕方が是非知りたいです・・・

<演習問題との向き合い方>

こういう試験勉強って、『インプット→アウトプット』の繰り返しが、結局のところ知識定着の一番の近道ではないかと考えています。でも、アウトプットするのは、なんか見えない壁みたいなものがあり、なかなかその一歩を踏み出せません・・・僕も、理論や計算を完璧にしてからでないと、問題演習をしてはいけないという、固定観念みたいなものに支配されることがあります。この『アウトプット恐怖症』ともいうべき見えない壁を、なる早で完膚なきまでに破壊することが、新科目に進むにあたって、一番最初にやるべきことなのかなと思います。

先日まで国税徴収法を勉強していて、やはり軽度の『アウトプット恐怖症』でした。そんな時は、前に自分への戒めとして書いたこのブログ記事を読んでいます。これを読むと、大ブーメランが心に突き刺さります。グハッ・・・笑

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<日々の息抜き>

皆さまは、仕事や勉強に疲れたとき、どのように息抜きをされていますか?ランニングをしたり、ゲームをしたり、趣味に没頭したり、百人十色だと思います。僕の場合は、趣味と胸を張って言えるほどのものではないですが、さっき書いた『創作活動』ですかね。本試験が終わって12月までの期間限定ですが、毎年なにかと創作活動に精を出しています。

僕は『熱しやすく、冷めやすい』タイプなので、1年の内の4カ月という期間は、何かに熱中するにはちょうど良い長さです。笑

ある年は、MVの制作。僕自らが作詞曲をして友人に編曲アレンジを依頼し、出来上がった曲に合わせてイラストを描き、それに多少の動きを付けてMV(ミュージックビデオ)を制作しました。もともとミュージシャンの友人に楽曲提供するために作り始めたものなので、デモ音源としてボーカルも僕が吹き込んでいます。友人に提供して以来、どのように活用されているか少々行方不明ですが、そのうちライブで歌ってくれるでしょう。笑

歌は決して上手くはないのですが、カラオケは好きです。ここ最近はコロナ禍でカラオケもできないので、緊急事態宣言が解除されたらヒトカラに行きたいです!

熱しやすく、冷めやすい』タイプの僕が、唯一、税理士試験の勉強を続けられているのは、自分でも、とても不思議です。でも改めて考えてみると、次の理由からなのかもしれません。


SNSでの交流が心の支え

このような状況下で、『何をモチベーションにして勉強しているのか?』そういう疑問を持たれるかもしれません。

僕の勉強へのモチベーションは、言語化するのが難しいですが、誤解を恐れずに書くと『背徳感』と『反骨精神』です。

僕は浮気や不倫なんてしたこともすることもないですが、『家族に内緒で勉強をする』というのはそれに近いものがあると思っています。家族に対して秘密を持つわけですから。その『背徳感』というべき感覚から非日常を感じられ、僕を突き動かしているように思います。日常からの脱却。もはや気分転換にする趣味みたいなものでしょうか。

また、前述したとおり、すでに妻から撤退命令が下されています。その時から、『こんなに頑張っているのになぜ背中を押してくれない?』『なぜ、結果だけしか見ない?』という感情が、僕の中には常に存在します。そんな『反骨精神』も僕に作用していることは間違いありません。

でも、ふと我に返ったときに、正直とても孤独を感じることもありました。そんな時、twitterなどのフォローワーさんとやりとりをすることで、『みんな頑張ってるんだから、自分も頑張ろう』と思えるわけです。心が折れそうになったときも、何度も背中を押してくれて、心を奮い立たせてくれました。

皆様には、本当に感謝しかありません。

最近、twitterのスペースという機能が気に入っています。今までは、文字のみでのやり取りだったのが、声で交流できるようになったのです。多人数で双方向のコミュニケーションは、孤立無援な僕にとっては、ありがたい限りです。

皆さまのお話を聞いているだけで、心が奮い立たされます。単純!笑

慣れてきたら、色々な方とお話したい気持ちもあるので、機会があれば、ぜひお話ししましょ~。


人生は上手くいくことばかりではない

この前の本試験で『国税徴収法』を受験して、ボーダー+4点くらいのラインにいます。ほんの少しの合格の期待を持ちつつ、今回次なる科目に進んだわけですが、もしかしたら、12月に『不合格』という現実が突き付けられるかもしれません。

でも、『今やりたいことは何か?』を基準に考え、『所得税法』に進むことにしました。税理士試験最大の難関は、いつかは通らなければならない道です。「いつやるか?今でしょ!」という思いで、12月の発表まで、とりあえず『国税徴収法』のことは一旦忘れて、取り組んでいきたいと思います。

とはいえ、たまに迷いは乗じてしまうものです。

こちらは過去に書いた記事で、ありがたいことに、とてもたくさんの方にご覧頂いております。(このブログのPV上位)僕自身も、勉強などで迷ったときはこれを読み返すようにしています。よろしければ読んでみてください。

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これからも孤軍奮闘しながら、皆さまからお力をもらいながら、前に進んでいきます。

以上、HALでした。

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