2023/11/30|税理士試験結果発表 – 令和5年度(第73回)税理士試験

本日、発表当日になりました。いつにも増して、ドキドキしております。

僕は今回、官報リーチでしたので、科目合格の方々より先に、とりあえず官報を見れば合否はわかります。

でも、とてもではありませんが、朝8:30に官報で名前があるか確認する勇気はなかったので、1日郵便を待つことにしました。

ちなみに、官報合格の場合には、郵便書留でA4サイズの封筒が届きます。その中に、合格証書が1枚入ってきます。不合格の場合には、3つ折りで茶封筒に入ったものが、ポスト投函されます。

今回の合格発表日は11月30日でしたが、一部の科目合格の方へは11月29日に届いたという情報もありました。耳を疑うような情報でしたが、国税審議会なりに、なるべく合格発表日に届くようにとの配慮からでしょうか。そんな配慮をするなら、科目合格もWEB上で発表にすれば良いのにと思います。(前日届いてしまった件について、国税庁HPでお詫び文がでていました。笑)

そんな事情もあり、ポスト投函(不合格)だとしても、届くのは今日だろうなと、ドキドキしていたわけです。


目次

在宅勤務中の昼休み、郵便局員が家に近づいてきた・・・

在宅勤務で昼休み中、窓の外に目をやると、郵便局員が家に近づいてくるのがわかりました。この方がインターホンを押せば『官報合格』、ポストに投函すれば『不合格』です。

天国か?地獄か?そう思い目を伏せていると、ピンポーーン!

受かってたーーーーー!!!意気揚々と玄関に向かいます。受け取った茶封筒を慎重に空けると、そこには紛れもなく、自分の名前が書かれた『合格証書』が入っておりました。

そのときは、まだ実感がわかなかったので、恐る恐る官報でも自分の名前があるか確認。もちろん名前はあったのですが、この官報確認が、本日一番緊張しました。笑

これで、長―い受験生活に終止符を打つことができました!家族に内緒でやっていたのでつらい時期もありましたが、「よくやった、自分!」と、今日だけは自分を労ってあげたいです。


今回の合格率

科目合格者数合格率
簿記論2,79417.4%
財務諸表論3,72628.1%
所得税法16613.8%
法人税法49714.0%
相続税法28211.6%
消費税法80211.9%
酒税法5912.7%
国税徴収法22813.9%
住民税6814.7%
事業税4116.4%
固定資産税14617.3%

僕の受けた所得税法の合格率は、ほぼ例年並みでした。合格者に滑り込めて良かったです。

今回もやはり、簿記論と財務諸表論の合格率が高いですね。受験資格緩和の影響もあるのでしょうか。


今回の本試験の自己採点

今回も官報合格ということで、前回同様、明確な自己採点は行っておりませんでしたが、合格も確定したので、自己採点でボーダーとの比較をしようと思い、事後自己採点をしてみました。(詳細は下記のリンクより)

自己採点結果 ⇒ 理論40点/計算26点

各校のボーダーライン・確実ライン
大原 ⇒ ボ:理論39点/計算26点 確:理論45点/計算32点
TAC ⇒ ボ:理論32点/計算24点 確:理論40点/計算32点

振り返ってみると、大原基準でほぼボーダーライン上でした・・・危なかった。

参考までに、この1年の振り返り記事も書いているので、良かったらご覧ください。


今後について

僕が税理士を目指す動機は、小学校などで租税教室の講師をしたいからです。ただ、租税教室の講師は、原則として税理士登録をしてから1年経過後にできるようでした。(支部によって例外があるみたいですが)

そのためには、一刻も早く税理士登録をして、1年待たなければいけません。というわけで、ここから最短での税理士登録を目指します。

税理士受験生は無事に卒業することができましたが、やっとスタートラインに立てたなという思いです。(まだ登録できてないので、スタートラインに向かっているという感じでしょうか)

スタートラインを踏み出した先をどうしたいか?

これからじっくり考えていきたいと思います。取り急ぎ、租税教室の講師ができることを最優先に考えます。

皆さま、これからもどうぞよろしくお願い致します。

HAL

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