財務諸表論合格の話。

平成24年に財務諸表論に合格したときのことをまとめました。

目次

生活リズム

この時は簿記論も一緒に勉強していたので、1日のタイムスケジュールはこのような感じでした。
(この頃はまだ家族にも試験勉強を容認されていました。笑)

【平日】
5:00 起床&出勤準備
5:20 出発
6:10 出社&朝食
6:30-9:30 朝勉
12:30-13:00 昼休みの勉強
(授業がある場合)
18:40-21:40 簿記論の授業
(授業がない場合)
夜は勉強せず。

【土曜日】
9:00-10:00 小テストの勉強
10:00-13:00 財務諸表論の授業
それ以降は勉強せず。

【日曜日】
勉強せず。

復習方法

勉強時間は基本的に朝のみなので、授業があった次の平日の朝にすぐ復習するようにしていました。トレーニングは次の授業までに3回以上解くことを目標に、実力テストは計算で40点以上取れるまで行い、間違えたところを重点的に復習しました。
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直前期

直前期に入る前までは何とか回っていた復習スケジュールも、直前期に入ると結構いっぱいいっぱいになり、こなせなくなることもありました。簿記論と財務諸表論を一緒に勉強していましたが、相乗効果があるとはいえ、働きながらの2科目挑戦はかなり苦労しました。直前期の学習計画を立てるときは、週のどこかに十分な予備時間を設定することをお勧めします。

模試の成績

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模試の成績は振るわず、簿記論も財務諸表論もC判定でした。しかし、この結果を受けてラストスパートがかけられました。

本試験直前

家庭の事情で色々なことが起こり、本試験直前は3週間程ほぼ勉強ができませんでした。しかし、財務諸表論の膨大な理論はもうやりたくないと思い、すきま時間を有効活用して理論の暗記だけは続けていました。ここで時間がないからといってこの年の受験を諦めなくて本当に良かったです。

本試験本番

本番当日は9:00-11:00が簿記論、12:30-14:30が財務諸表論の試験でした。試験会場は「幕張メッセ」です。
僕は前日から現地入りし近くのホテルに泊まっていました。前日から近くのホテルに泊まった理由は「① 交通機関が止まっても大丈夫」「② ギリギリまで静かな環境で勉強できる」「③ 試験前のトイレに苦労しない」です。僕にとって大きかったのは③で、試験会場は人数の割りにトイレの数が少ないです。僕はお腹が弱いので、試験が始まる前にトイレに行けない不安だけは何とか取り除こうと思いました。案の定、試験会場のトイレには長蛇の列ができていました。

本番後

本番が終わり、会場で会社の同期に会いました。緊張の糸がほどけ、ひたすら二人で問題のグチを言っていました。笑
帰ってから自己採点。簿記論は直前に勉強が出来なかったこともあり撃沈し自己採点すら行いませんでした。財務諸表論は直前になんとかすきま時間で詰め込んだ甲斐あってその点数で戦えるような手ごたえはありましたが、自己採点54点、ボーダーはTAC基準で60点、大原基準で53点。TACで授業を受けていましたが、この時ばかりは大原を信じようと思いました。笑

結果発表まで

結果発表までは、自己採点の点数が微妙だったので財務諸表論の答練(計算問題のみ)を計画を立てて解いていました。だいたい週に答練2題のペースだったと思います。

合格発表

合格発表当日の10時に国税庁のHPで一足先に合格率が発表されます。この年は簿記論・財務諸表論ともに合格率が例年より高く、郵便で届く結果を帰って見るまで仕事が手につかなかったのを覚えています。初めての試験だったからでしょうか。2回目以降はそんなことはありません。
結果として、財務諸表論に合格をしていました。努力が報われた嬉しさよりも、膨大な理論から解放された開放感の方が大きかったです。
こうして、税理士試験受験1年目は終わりました。

その後

目標としていた2科目同時合格を果たせなかったため、妻からは「税理士試験からの撤退」を勧告されました。

(つづく…)

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