『税金ゆるキャラ』を制作しました。

私は『子どもから大人まで』というスローガンを掲げて税理士をしております。

日本には税金が約50種類ございますが、この度、『子どもたち』向けのコンテンツとして『税金ゆるキャラ』を税金ごとに描き、子どもたち向けのWebサイト(https://hal-labo.com)にて公開いたしました。

『大人』の方々にも有益なものとなるように説明文などを工夫しておりますので、『子どもから大人まで』ぜひご覧いただけますと幸いです。

https://hal-labo.com/characters


下記のような構成で、色々な『税』について紹介をしています。所得税はとくにシンプルなデザインを意識して描きましたが、このほか個性豊かなキャラクターたちを描いておりますので、楽しみながらご覧いただけますと幸いです。


以下、この『税金ゆるキャラ』コンテンツを制作した背景や目的を書きたいと思います。

目次

小学校等での『租税教室』とは

私は、通常の税理士業と並行して、小学校等での租税教育にも大変力を入れており、主に小学校6年生または中学校3年生向けに行われる『租税教室』に講師として登壇しております。

小学校等での『租税教室』は、普段『税』について考える機会が少ない子どもたちに、『税』について、その役割や必要性について伝えたりと、とても有意義な時間となっております。

しかしながら、その授業時間は約45分で、1度の機会で『税』のすべてを伝えるのは難しく、断片的なものとなってしまうのも事実です。よって、子どもたちが『税』について網羅的に学習する機会や、日ごろから『税』について触れる機会をどのようにしたら増やせるのか?ということを、考える日々でございました。

また、『租税教室』を行っていると、子どもたちは『税』の役割についての話などに真剣に耳を傾けてくれるのですが、ほかにも『税』の種類についても興味がある様子でした。しかしながら、約45分という限られた時間のなかでは、やはり断片的な紹介しかできず、子どもたちの興味を取りこぼしてしまっていると感じております。


当コンテンツ制作の目的

当コンテンツ制作の目的は、主に3つございます。

① 子どもたちへの租税教育推進のため、『税』の種類に焦点を当てたキャラクターを制作することで、楽しみながらその『税』の特徴を知ってもらえるように。

② 『租税教室』でスライド等の挿絵とすることで、視覚的な印象として残せるように。

③ 将来的に、未就学児・小学校低中学年向けの教育絵本を制作し、早期から『税』に触れられるように。

租税教室は、現状、小学校6年生からの実施となっています。それよりも前の小学校低中学年や未就学児向けに、『税』の概念や仕組みを表現した絵本を制作し、より早い時期から『税』というものに楽しく触れるようにしたいという思いがございます。


コンセプト・方針

キャラクターやストーリーを通して、『税=支払うもの』というネガティブなイメージを払拭させ、『税=社会に役立つことのために必要なもの』というポジティブな意識へ転換させるような構成を目指します

キャラクターは、小学校高学年がマネして描けるように、なるべくシンプルなデザインとしています。

作風としては『ヘタかわ』のジャンルをイメージしています。


(おまけ)コンセプトアート

2025年初に『税金ゆるキャラ』を公開するにあたり、2024年内からチラ見せをするためにコンセプトアートを描きました。以下は、2024クリスマスに投稿した画像です。

2025年初には、この投稿のアイキャッチ画像にしているものを描きました。


2025年は、これらの『税金ゆるキャラ』を引っ提げて、より一層の租税教育推進に寄与できるように尽力いたします。

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